2018年10月16日火曜日

有人潜水調査船「しんかい」と支援母艦「よこすか」

10月13,14日に別府国際観光港第4ふ頭に有人潜水調査船「しんかい」と支援母艦「よこすか」が入港し、無料見学会がありました。
「よこすか」は、4,439トン全長105mで、乗員60名。船中を見学しましたが、通路は狭く、階段は急ですね。
「しんかい」は、深度6,500mまで潜ることができる有人潜水調査船。耐圧殻内(コックピット)にはパイロット1名、研究者2名しか乗れないそうです。約680kgfという水圧がかかるため、内径2.0mの球形。この狭い空間に円形の覗き窓が3つ設置されています。窓の厚さは140mmほどの樹脂製。しんかいのボディーの中の部品はそれぞれ耐圧・完全防水で、その部品の空間に海水が進入しても問題ないそうです。
一回の調査で8時間、そのうち、潜水船の降下・上昇にほとんどの時間をとられてしまうそうです。

しんかい

コックピット3つの覗き窓、マジックハンド

しんかいの後尾

デッキクレーン

支援母艦「よこすか」
 最後に下船すると、「よこすか」のリーフレットとピンバッチをもらいました。

ピンバッチ

追伸:コックピット内にはトイレはないそうです。大変ですね。
   女性研究者も2名いるそうです。