『6オンス8回法』、ご存知ですか?
『リスク1 寝不足が要注意! 熱中症予防には睡眠が第一』
寝不足や空腹、疲労で自律神経のバランスが乱れると、体温調節がうまく働かず、暑い場所に出ても汗をかいたり皮膚の血管を広げたりする反応が鈍ってしまう。そのため、熱中症になりやすくなるそうです。
「夏はこまめな水分補給を」とは言いますが、適切な水分補給のタイミングと量は意外と知られていません。 『6オンス8回法』がお勧めです。
1オンス=約30mLなので、6オンスは約180mL、コップに軽く1杯分の量。1回約180mLの水分を、1日8回補給するのが、『6オンス8回法』です。
朝・昼・晩の食事の際に水分補給するだけでなく、それぞれの食事の間にも水分をとることが大切です。食事以外に2時間おきに水分補給するのが理想。
お勧めのタイミングは、
起床後、1日3回の食事時、食事と食事の間、お風呂に入る前、寝る前の計8回。
一気に飲むのではなく、点滴のように少しずつ飲むことが大切です。
「一気に飲むと、脳が“体に水分が十分足りている”と判断して尿として排出してしまいます。
脳に気づかれないよう、少しずつ飲むのがコツです。」
夜間頻尿を気にして寝る前の水分を控えがちですが、全く飲まないのは危険です。
寝る前の水分補給、150mL程にとどめ、カフェインの含まれていない常温か、やや温かい飲み物を5分ほどかけて飲みましょう。可能なら夜中に目が覚めたときにも、再度水分補給をした方がよいでしょう。
追伸1:この情報は、先日、テレビで紹介されました。就寝前の水分補給を5分かけて摂るのは、効果があるようですよ。追伸2:炎天下で作業される方は、さらに水分補給回数を増やし、休憩時間も多く摂ることが必要です。