昨年の秋にJAFが実施した調査で、 大分県内を走る車の後部座席のシートベルト着用率は24.8%で全国ワースト4位。全国平均は一般道で40.3%、高速道路75.8%。
現在、高速道路では違反点1点。一般道路では口頭注意となります。罰金はありません。
交通事故に遭った場合、後部座席のシートベルトを着用していないと、ヘッドレストに激突したり、窓から車外に放り出されたり、さらにドライバーや助手席の同乗者に大けがを負わせるといった重大な危険が生じます。致死率は着用時と比べて高速道路で11.7倍、一般道で3.3倍高くなるといわれています。
大分県人として、この不名誉な記録から抜け出し、着用率100%を目指しましょう。
追伸:大分県警の統計によると、16~20年の5年間に県内で発生した交通事故で、後部座席に乗っていた死者・重傷者は86人。このうち7割近い58人が非着用だったそうです。
ドライバーは、必ず後部座席の同乗者がシートベルトの着用を確認してから出発しましょう。ご安全に。
出典:大分合同新聞の令和3年1月24日朝刊から引用