2026年11月2日月曜日

健康情報 11月度 『急激な寒暖差、空気の乾燥に注意!』

11月は秋から冬への移行期であり、「急激な寒暖差」と「空気の乾燥」によって体調を崩しやすい季節です。この時期に特に注意すべき健康リスクと対策は以下の通りです。 

1. 寒暖差による不調(寒暖差疲労・頭痛)

日中と朝晩の気温差が大きくなる(目安として前日比や寒暖差が5℃以上)と、体温調節のために自律神経が過剰に働き、心身に疲労が蓄積します。
• 主な症状: 首・肩こり、頭痛、全身の倦怠感、不眠。
• 対策:
❶「3つの首」(首・手首・足首)をマフラーやレッグウォーマーで温めると血行が良くなります。
❷カーディガンやジャケットなど、こまめに着脱できる重ね着で衣服内の温度を調節しましょう。
❸シャワーだけで済ませず、ぬるめのお湯にゆっくり浸かって体を芯から温めてください。 

2. ウイルス性感染症の増加(インフルエンザ・ノロウイルス)
空気が乾燥し始めるとウイルスの水分が蒸発して軽くなり、空気中に漂いやすくなるため、呼吸器系や消化器系の感染症が一気に増え始めます。

❶呼吸器系(インフルエンザ・風邪・コロナ・マイコプラズマ肺炎): 12月からの本格的な流行に備え、ワクチンの接種は効果が出るまでに約2週間かかるため、11月中〜12月中旬までに済ませるのが理想です。また、加湿器などで室内の湿度を50〜60%に保ちましょう。
❷消化器系(感染性胃腸炎・ノロウイルスなど): 11月頃から患者数が増加し始めます。突然の嘔吐や下痢が特徴です。流水と石けんによる徹底した手洗い、食品の十分な加熱(85〜90℃で90秒以上)を心がけてください。

3. 季節性うつ病(SAD)

秋から冬にかけて日照時間が短くなることにより、脳内の神経伝達物質「セロトニン」(幸せホルモンと呼ばれる)の働きが低下し、気分が落ち込みやすくなります。「11月病」とも呼ばれます。

❶主な症状:気分の落ち込み、過眠(いくら寝ても眠い)、過食(特に炭水化物や甘いものが欲しくなる)。
❷対策:朝起きたらカーテンを開けて太陽の光を浴びる、日中に軽いウォーキングをする、セロトニンの材料となる乳製品・大豆製品・肉・魚などをバランスよく食べることが有効です。

皆さん、今年も残すところあと2か月となりました。月日が経つのは本当に早いものですね。寒さも本格的になりますが、どうぞ体調に気をつけて有意義な日々をお過ごしください。

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