2017年6月22日木曜日

大分県埋蔵文化財センター

4月22日に旧県立芸術会館(芸館)跡地に、県立埋蔵文化財センターがリニューアルオープンしました。
大分の歴史を無料で学べる展示室と考古情報室が設けられ、発掘現場で見つかった遺物の整理作業も見学できます。
当社も依然、文化財部があり、文化財保存調査・修理と発掘調査支援業務を行っていましたので、センターとの関わりは深く、お世話になりました。
オープンから行われている開館記念企画展『大友氏の栄華~宗麟を巡る7つの鍵~』にゴールデンウィーク中に行ってきました。
目を引いたのは、期間限定で展示されていたザビエルの胸像で胸にザビエルの肘の骨が納められているそうです。また、1667年にベルギーの首都アントワープで出版された『全世界の教会史』には、挿絵に大友宗麟が描かれていたそうです!日本から遠く離れたヨーロッパでも宗麟が知られていたことを示す貴重な資料です。写真の中央にいるのが宗麟で、宗麟にフランシスコ・ザビエルが謁見している様子を描いたものだそうです。
圧巻なのは、「豊の国考古館」の中にある“土器壁”です。大分で出土した217点の土器が壁一面に展示されています!
土器の色や形の違いを楽しんでみてはいかがでしょうか!


イベント
最後に、連休中展示遺物の中から“これは!”と思うものを選んで投票アンケートに答えるとプレゼントもあたるイベント「OMB48総選挙」が行われていました。
私事ですが、見事当たりました。プレゼントは『巴形銅器』と『神20カード』でした。
ありがとうございました。
皆さん、是非、埋文センターに行ってみてはどうでしょうか???
なお、上記の写真はセンターのフェイスブックから引用しました。

プレゼントの巴形銅器

プレゼントの巴形銅器

プレゼントの神20カード