2019年4月1日月曜日

新元号 発表!

11時41分、菅官房長官から新元号が発表されました。

   『令和』(REIWA)

菅官房長官 発表

「大化」が制定されてから248番目の元号となりました。
典拠は「万葉集」とのことです。日本の古典からの引用は初めてで、「令」の字が使用されるのも初めてのことだそうです。

安倍首相談話では、
「春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように一人ひとりが明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いを込め、決定した」
と述べました。また、
『人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ、という意味が込められている』
と説明し、出典とした万葉集は、「我が国の豊かな国民文化と長い伝統を象徴する国書だ」と述べました。




この歌は、大宰帥(だざいのそつ、長官)の大伴旅人(おおとものたびと)が、天平2(730)年に、梅花の宴という宴会を開いた時に、大宰府の役人たちが集まって、梅花の歌、32首が読み上げられ、その時の漢文で書かれた「序文」から採られているそうです。

追伸:発表された直後、頭に浮かんだのは、命令の「令」。皆さんはどうでしたか?「令嬢」の令はなかなか浮かびませんね。
ネットの国語辞典で調べましたが、最初に出てくるのは、①命じる、④で「よい、りっぱな」となっています。
でも、「平成」の時もそうでしたが、言い慣れれば、段々としっくりとしてくるでしょう。
「平成」の時代は災害の多い期間でした。『令和』はどうなるでしょうか? 災害が少なく、世界が平和になることを願う次第です